Note20262026-02-18

📓 研究ノート

観測データ解析

HII領域=大質量星を含むactive trunk、そうでないquiet trunk、isolatedの三つで比較した

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またactive trunkを親に持つactive leaf、quiet trunkを親に持つquiet leaf、isolatedでも比較しなおした

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  • isolated, quiet trunk, active trunkの順にサイズや質量が大きくビリアルパラメータが小さい ⇒ より大規模に成長し重力収縮も強い分子雲が内部に階層や大質量星を形成できる

  • isolated, quiet leaf, quiet leafはサイズが同じだが質量がこの順に大きく、ビリアルパラメータはleafの方がisolatedより小さい(leafの間で有意差はなし) ⇒ 強い自己重力により外側の全体構造からガスを供給している

  • isolatedとtrunkで密度は大きくは変わらないが、quiet leaf, active leafはこの順に大きい ⇒ 大質量星を生み出すような分子雲は内部で断片化(階層化)が進んでいる

  • isolatedとleafの間でSFR ∝ YSO内包数は変わらない ⇒ 最初に星を形成する能力は階層の有無で変わらない

  • より大きいサイズや質量を持つ大規模な分子雲は、断片化して内部構造を生み出し、その内部で形成されたYSOにガスを供給し続けることで大質量星を生み出す

  • 断片化することなく単一で存在する分子雲は、同じだけのYSOを生み出すことはできても、階層構造以上に外部からガスを取り込むことができず、大質量星は少数しか、あるいはまったく形成できない

補足:

  • 密度がquiet trunk < isolated ~ active trunkなのは、isolatedが単一で存在する高密度領域をエンベロープを含まずにコントアしているのに対し、trunkは高密度leafの外側にある低密度ガス領域も含めて全体構造としてコントアしているため quiet trunkはleafがまだ育ち切っていないため一度全体の密度が下がるが、activeになるとleafが高密度に成長して全体の密度はisolatedと有意差がないところまで回復する まあleafとの比較と比べてそこまで大きな差ではないため、階層構造で断片化が進んでいるという解釈には影響はないと思うけど
  • isolatedにもHII領域を伴う構造(active isolated)があるが、物理量がHII領域を伴わない構造(quiet isolated)と有意差がないので、active isolatedとquiet isolatedは同じものと捉えていいと思う、この二つの間で物理的に何か異なるプロセスが動いてるわけじゃなく、たまたま持っていたガス質量や密度が大きかったおかげで大質量星をたまたま生成できただけ 上にもある通り、そういうisolatedがいたとしても、その後のガス供給がないためにその数は少数に留まるという解釈、実際active isolatedとactive trunkの間でHII領域内包数の最大値には大きな差がある
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